早稲田大学DXセミナーでタクシーにおけるAI活用事例を紹介

早稲田大学DXセミナーでタクシーにおけるAI活用事例を紹介

早稲田大学DXセミナーでタクシーにおけるAI活用事例を紹介

2022年4月5日(火)、早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所が主催する「DX(デジタルトランスフォーメーション、デジタル化への変革)競争優位実践ラボ」のオンラインセミナーに大和自動車交通株式会社(以下、大和自動車交通)常務執行役員タクシー事業統括部長である小山哲男が出演し、タクシーにおけるAI活用事例を紹介しました。

大和自動車交通㈱では、ソニーが開発したAI(人工知能)需要予測システムを20214月からタクシー全車に搭載。乗車率の高いスポットの検索や需要の高い地点を経由する営業ルートの案内を可能にした乗務員の営業支援ツールとして活用しています。

セミナーの中で小山は、「AI需要予測システムを活用することで、このコロナ禍にあっても82%という需要予測精度の高さを実証。売上向上の効果についても新人乗務員でも1割以上アップ。空車率の少ない高効率な車両運行により、労働時間短縮などの働き方改革にもつながるほか、乗務員賃金を歩合給から固定給にすることも可能になる。燃料消費や排出ガスの低減によるカーボンニュートラルにも貢献できる」などと話し、今後AIが学習し進化することにより、働き方の多様化や環境負荷の低減に、その効果はさらに高まっていくと締めくくりました。

大和自動車交通では、今後もDXを踏まえAI需要予測システムを活用した営業を推進してまいります。

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