子会社向け研修としてUD(ユニバーサルドライバー)研修を実施

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子会社向け研修としてUD(ユニバーサルドライバー)研修を実施

大和自動車交通株式会社(以下、大和自動車交通)では、10月1日に子会社向け研修の一環としてUD(ユニバーサルドライバー)研修を実施しました。

UD研修は、高齢者や障がい者の方々の社会進出に伴い、その多様なニーズや特性の理解、円滑なコミュニケーションの確保など、タクシー乗務員の接遇と介助の向上を目的として一般社団法人 全国福祉輸送協会、一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会が主宰して行われているものです。

研修は、朝9時からスタートし、午前中はユニバーサル社会に関する講義、高齢者・障がい者の方への接客方法などの講義を中心に。午後からは車いすの取り扱い方法や実際にジャパンタクシーを使って車いすのままお客様を乗降させる手順を体験するもので、一日がかりの内容となっています。

この日参加したのは9名で、講師の説明に耳を傾けながら、実際に操作を体験し、車いすのお客様の乗降手順を確かめていました。

参加した乗務員は、「ユニバーサルデザインが、身近なお札や日用品にも使われていることを初めて知りました」「車いすのまま乗せる手順は結構複雑なので、事業所に帰ってから仲間と練習したいです」などと話し、研修に手ごたえを感じたようです。

なお、子会社向け研修として大和自動車交通では、UD研修のほか、安全運行やお客様へのサービス向上を目指したフォローアップ研修等を実施し、タクシー乗務員としてのより良い接遇の習得に取り組んでいます。

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