「譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分」について

「譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分」について

「譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分」について

大和自動車交通株式会社は、2020年4月15日に開催した取締役会で「譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分」を行うことを決定し、取締役会決議日の前営業日(2020年4月14日)の終値である851円を1株あたりの処分価額とし、6月25日に払い込みを実施する予定です。処分対象となる自己株式の総数は32,350株、総額は27,529,850円で、大和自動車交通またはその子会社で勤務している、または新卒で入社する予定となっている従業員および役員、合計で220名に割り当てられます。この処分により、2020年度入社の新卒乗務員については500株、それ以外の従業員は役職や人事による勤務評価などをもとに譲渡制限つきの普通株式を獲得することになります。

従業員に「払込日から3年間勤務を続ければ保有数の4割を、さらに3年間勤務すれば残りの6割を自由に売却できる株式を与える」というインセンティブを付与するのは、割当対象者である従業員およびその子会社の役員・社員に中長期的に大和自動車交通グループ各社に在職してもらうよう促すのが狙いです。有能な従業員が長期にわたって活躍することはグループ全体の企業価値の向上に結びつきます。また、譲渡制限付株式報酬の付与は一般的に会社の役員や在職中の従業員のみを対象にして行われる場合が多いですが、大和自動車交通での割当対象者には2020年度に入社する新入社員も含まれています。これは、大和自動車交通グループにより多くの新卒者に入社して頂きたいという願いが込められています。

関連資料:譲渡制限付株式としての自己株式の処分に関するお知らせ (PDF)